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第二新卒の転職期間!空白期間や時期を踏まえたスケジュールの立て方を解説

さの
第二新卒の転職って、どれくらいの期間がかかるものなの?

 

てしま

平均すると3ヶ月ですね。

でも、空白期間(働いていない期間)や時期によって変動しますし、スケジュール管理をしないと余計な時間もかかってしまいます。

 

新卒の就職活動と第二新卒の転職活動はやり方が違います。

学生のうちは時間に余裕があるので、「数撃ちゃ当たる」方式で求人に応募して面接を受けることが可能です。

でも第二新卒の転職の場合、仕事をしながら求人を探して応募するのが基本なので、スケジュールを組んで効率的に行動する必要があります。

 

この記事では、第二新卒の転職にかかる期間と転職スケジュールの作り方について解説します。

 

・第二新卒で転職したい人
・転職にかかる期間を知りたい人
・効率的に転職するためのスケジュールを作りたい人

 

てしま
転職エージェントでキャリアアドバイザーを13年している経験を踏まえて、第二新卒の転職期間やスケジュール作りについて書いていきます。

 

第二新卒の転職活動を失敗しないための10ステップについては、別の記事で詳しく解説しています。

第二新卒の転職で失敗しない10ステップ!現役キャリアアドバイザーが解説

 

第二新卒の転職期間と転職活動の進め方

第二新卒の転職にかかる期間は平均3ヶ月です。

私が勤めている転職エージェントのデータは次のとおりです。

  • 2019年:平均93日
  • 2018年:平均95.3日

 

転職期間というのは、転職を決意してから転職先の内定をもらって入社するまでの期間です。

新卒の就職活動と比べると短いですが、やることはたくさんあります。

 

第二新卒の転職期間と空白期間

空白期間というのは、学校を卒業してから転職活動を始めるまでの期間のうち、正社員として働いていなかった期間です。

一般的に、空白期間が長いほど転職活動にかかる期間は長引く傾向があります。

空白期間のない人が優先的に採用されるからです。

 

企業が第二新卒の採用に積極的なのには理由があります。

「第二新卒はビジネスマナーや常識を身につけていて、若くて伸びしろがあり、会社に馴染む素養がある」からです。

新卒ほど教育コストがかからず、ベテランのような扱いにくさもなく、会社に馴染んで伸びていく人材として第二新卒を求めているわけです。

 

そして空白期間が長いと、「マナーや常識を教え直す必要があるのではないか」、「能力や社交性に問題があるのではないか」と思われてしまうので、内定がもらいにくくなっています。

 

てしま
華々しい実績や転職後に役立つ資格・スキルがあれば話は別ですが、そうでなければ空白期間のない人より転職のハードルは高いです。

 

退職して転職活動する場合の期間

第二新卒の転職にかかる期間が平均3ヶ月というのは、仕事をしながら転職活動をする期間です。

退職してから転職活動する場合は、もう少し短く済むことがあります。

面接日を柔軟に調整できますし、引継ぎなども不要なので内定後すぐに働き始めることも可能だからです。

 

ただし、この後に書いていく転職スケジュールをしっかり立てていないと、効率的に動けず転職に時間がかかることがあります。

 

第二新卒の転職活動の進め方

第二新卒の転職活動には10のステップがあります。

第二新卒の転職を失敗しないための10ステップ

 

さの
仕事しながらって大変そうだね…

 

てしま

最初にしっかりスケジュールを作って効率的に進めないと大変ですね。

スケジュールの作り方を詳しく見ていきましょう。

 

 

第二新卒の転職スケジュールの作り方

第二新卒の転職活動をする男性

第二新卒の転職スケジュールを作るときのポイントは3つです。

  1. 逆算でスケジュールを作る
  2. 今の職場の繁忙期を意識する
  3. 第二新卒の求人が多い時期を狙う

 

逆算でスケジュールを作る

第二新卒の転職スケジュールを作るときは、退職・転職というゴールから逆向きにステップをたどって必要な期間を決めるのが基本です。

試験勉強と同じで逆算でスケジュールを組むわけです。

 

転職にも退職にも向いている時期とそうでない時期があります。

時期を外すと転職のハードルが高くなり、転職するまでに時間がかかりますし、最悪の場合は転職できずに終わります。

転職のハードルを少しでも下げたいなら、転職・退職に適した時期を決めて逆算でスケジュールを決めていきましょう。

 

今の職場の繁忙期を意識する

仕事を続けながら転職活動をする場合、今の職場の繁忙期を意識しておく必要があります。

転職活動に力を入れたい時期に職場が繁忙期に突入すると、思うように動けず余計な時間がかかります。

仕事に追われて応募できずにいるうちに、希望している求人枠が埋まってしまうリスクもあります。

 

逆算でスケジュールを組むときは、今の職場の繁忙期を外すという視点が重要です。

 

第二新卒の求人が多い時期を狙う

第二新卒枠の求人が多くなる時期を見計らうことも重要です。

通年で求人を出している企業もありますが、経験上、企業の多くは毎年決まった時期に求人を出します。

 

第二新卒の求人が増えるのは1~3月と7~9月です。

いずれの時期も、企業側にメリットがあるからです。

求人が増える時期1~3月7~9月
入社時期4月(年度初め)10月(下半期始め)
企業のメリット4月に入社させやすい

定年退職などで空いたポストを埋められる

新入社員と一緒に入社させることで教育コストを削減できる

同期入社の社員と横のつながりを作らせやすい

10月に入社させやすい

人事異動で空いたポストを埋められる

6月のボーナスを受け取って退職した人などのポストを埋められる

 

第二新卒の求人が増える時期に転職活動をすれば、他の時期よりも自分にぴったりの企業を見つけやすく、転職できる可能性もグッと高まります。

 

てしま

第二新卒の採用が特に増えるのは3月です。

事前に分析や書類作成をしておく>求人が出たらすぐ応募して内定をもらう>4月入社というのが最も効率的な転職活動です。

 

【実践】第二新卒の転職スケジュール作り

第二新卒の転職の期間を設定する男性

では、私が第二新卒の転職を目指す人に教えている転職スケジュールの作り方を解説します。

先ほど挙げた転職スケジュールに「転職先への入社日」と「退職日を決める」を加えて12ステップです。

  1. 転職先への入社日を決める
  2. 退職日を決める
  3. 内定を勝ち取る
  4. 面接を受ける
  5. 面接対策をする
  6. 応募する
  7. 書類を作成する
  8. 転職先を探す
  9. 企業研究をする
  10. 他己分析をする
  11. 自己分析をする
  12. 転職スケジュールを立てる

 

てしま
まとめられるところはまとめて書いてあります。

 

転職先への入社日を決める

・1~3月に求人を出している企業:4月1日
・7~9月に求人を出している企業:10月1日
・通年で求人を足している企業:随時(月初めが多い)※企業側の希望やあなたの都合を踏まえて調整は可能です。※今の会社の繁忙期ではない時期を選ぶのがベターです。

 

上に書いたとおり、第二新卒の求人は1~3月(4月入社)と7~9月(10月入社)に増えます。

そのため、転職先への入社日は4月1日または10月1日にするのが一般的です。

 

ただし、内定から1~2ヶ月以内に入社するよう求められます

この間に辞表を出して引継ぎや残務処理をする必要があるので、今の職場の繁忙期を踏まえて決めるようにしましょう。

 

退職日を決める

退職日から転職先への入社日まで空白期間を設けないようにする

※退職のルールは就業規則に規定されているので、ルールに沿った手続きが必要です。

 

退職日は転職先への入社日の前日にするのが一般的です。

例えば、4月1日に入社するなら退職日は3月31日にします。

 

ただし、退職については就業規則のルールに従う必要があります。

例えば、「退職を希望する日の1ヶ月前までに直属の上司に退職する意思を伝達すること」、「退職する2週間前までに辞表を提出すること」などと決まっています。

就業規則でルールを確認して退職予定日を決めましょう。

 

退職した翌日に転職先に入社するというのは、はっきり言って疲れます。
有給休暇が残っているなら、退職日までに残日数を使い切ってしまいましょう。ただし、今の職場における評価は転職先に伝わることがあります。
同業他社なら尚更です。「残務処理も引き継ぎもサボって有休をとりやがった」なんて情報が転職先に伝わると困るので、やるべきことはやってから有給休暇を取得しましょう。

 

てしま

残務処理をせず退職まで休み続けて転職したことが転職先(同業他社)に伝わり、転職先の上司から指導を受けたという人もいます。

世間って意外と狭いので要注意ですよ。

 

内定を勝ち取る

退職予定日の2週間前~1ヶ月前に設定

※就業規則に定められた辞表提出から退職日までの期間によります。

 

内定をもらってから転職先に入社するまでの期間は1~2ヶ月程度です。

内定をもらったらすぐ退職の意思を今の職場に伝える前提で、内定をもらう見込みの期間を決めておきます。

 

当然ですが、「内定をもらえるかどうか」や「内定をもらえる日」は予測しにくいので、2週間程度の幅を持たせておきましょう。

 

応募する、面接対策をする、面接を受ける

2週間~1ヶ月程度

 

第二新卒の求人に応募し、面接対策をして面接に臨む期間を決めます。

履歴書や職務経歴書などの書類を送って求人に応募すると、1~2週間で書類選考の結果が返ってきます。

 

書類選考を通過すれば、次は面接の日程調整です。

面接の日程は平日の日中に設定されることが多いので、職場で有休を取得する必要があります。

 

てしま

有給の申請は前日までという職場が多いので、面接が入りそうな日時にあらかじめ有休を申請しておくのが無難です。

面接そのものは短時間で終わりますが、転職を希望する企業が遠方の場合は移動時間も考慮しなければなりません。

 

第二新卒が転職を成功させるには、応募するときの手順が重要な意味を持ちます。

いくら情報収集や面接対策をしても、応募のやり方を間違えると内定をもらいにくいのが実情です。

 

転職先を探す、書類を作成する

1週間程度

 

求人に応募する前の作業にかける期間を決めます。

具体的には「転職先を探す」、「書類を作成する」の2つです。

 

転職先を探す

転職先探しは、転職求人サイトや転職エージェントに登録するのが基本です。

イベント参加や情報誌を読む方法もありますが、仕事をしながらだと時間が限られます。

まずは転職サイトや転職エージェントに登録し、残った時間でできることをやりましょう。

 

具体的な企業を探すときは、「勤務地」、「企業規模」、「給料」、「福利厚生」、「職種」、「職場環境」などの優先順位をつけると探しやすいです。

 

書類を作成する

第二新卒の転職で作成する書類は履歴書と職務経歴書です。

  • 履歴書:略歴などのプロフィールを書く書類
  • 職務経歴書:業務経験や知識・スキルを書く書類

履歴書は共通、職務経歴書は応募する企業によって少し書きぶりを変えますが、基本的な内容は同じなので「基本形」を作ってしまいます。

 

自己分析をする、他己分析をする、企業研究をする

1週間程度

 

最後に自己分析と他己分析をする期間を決めます。

  • 自己分析:自分の強みや課題を分析すること
  • 他己分析:自分を客観的にとらえるために他人に分析してもらうこと

 

第二新卒の転職の入り口になる部分であり、分析の出来によって転職の成否が決まる最も重要な部分です。

手を抜かずにじっくり取り組みましょう。

 

自己分析

学生時代に就職活動するときも、志望動機や自分の強みを分析しましたよね。

第二新卒で転職するときは、学生時代にした分析に加えて「退職理由」を考える必要があります。

また、自分の強みについては、今の職場の実績や得た知識や経験がメインになります。

 

自己分析で整理しておきたいことをまとめておきます。

第二新卒の転職向け自己分析

  • 希望:業務、働き方、待遇など
  • 退職理由:ポジティブな理由
  • 志望動機:競合他社との比較検討
  • 自分の強み:数値化できる実績、スキル、知識、経験、ノウハウ

 

ポイントは、強みを中心に少し誇張するくらいで書きだすことです。

知識やスキルはごまかしにくいですが、経験については少しでも触れた業務を全て書き出しておきましょう。

書類に記載したり面接で言及するかどうかは要検討ですが、ひとまず全て書き出して選ぶのが基本です。

 

他己分析

私たちは自分を知っているようで知らないものです。

心理学にはジョハリの窓という概念があり、人には4つの側面があると説明されます。

第二新卒の転職向けジョハリの窓

 

そのため、他己分析によって自分理解に他人の視点を入れることが重要な意味を持ちます。

キャリアアドバイザーに指摘してもらうのが確実ですが、ネット上のサービスを利用して一人でチェックすることも可能です。

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企業研究をする

企業研究というのは、企業の情報を収集して理解を深める作業です。

  1. 商品やサービス
  2. 重要事業や今後の展望
  3. 業界内における位置づけ
  4. 企業のメリット

 

これらの情報を集め、自分にピッタリな企業を検討するとともに、「転職したい企業でないと自分のやりたいことが実現できない」という志望動機を作ります。

 

志望動機が自分の中で整理できていないと内定を得るのは難しいです。

「実現したいことがある>今の会社ではそれが実現できない(退職理由)>御社なら実現できると確信している(志望動機)」という流れで説明できる志望動機を作り込みましょう。

 

ポイントはネガティブを避けることです。

  • 上司が気に食わない
  • 周りが自分の実力を認めようとしない
  • 頑張って貢献しているのに給料が思うように上がらない

 

こうした内容だと採用担当者にネガティブな印象を与えてしまいます。

 

転職スケジュールを立てる

2~3日程度

 

まずは一通りのスケジュールを立てて見直し、問題がなければ1~2日寝かせます。

そうして時間を空けてからもう一度確認し、スケジュールを確認します。

 

面倒くさいかもしれませんが、何ごとも寝かせる作業は大切です。

時間を置くことで、作った当時は気づかなかったミスに気付けるからです。

 

第二新卒の転職期間と転職スケジュールの立て方のまとめ

第二新卒の転職にかかる期間は平均3ヶ月です。

転職スケジュールをしっかり立てた場合の話で、スケジュールなしに行き当たりバッタリで転職活動をすると余計な時間がかかります。

転職スケジュールを決めるときは、ゴール(転職)から遡って期間や日を決めていきましょう。

この記事で解説した12のステップごとにスケジュールを組めば、効率的に転職活動を進めることができます。